伊豆法難

『伊豆法難』
弘長元年(1261年)春、40歳をむかえた日蓮聖人は、再び鎌倉に帰り、辻説法を再開しました。
5月12日朝、理不尽にも日蓮聖人は捕らえられ、そのまま伊豆の伊東へ流罪となりました。
由比ケ浜 からの船出の時、弟子日朗上人が随行を願い出ましたが許されませんでした。
日蓮聖人は夕陽が傾く中、伊東に程近い篠海浦のとある岩の上に置き去りにされました。
潮が満ちてくれば海に没する俎岩です。
死を待つばかりの日蓮聖人は静かにお題目を唱えておられましたが、そこえ不思議にも通りかかった漁夫船守弥三郎の船に助けられました。
この地で日蓮聖人は一年七ヶ月を過ごされ、その間に立像釈牟尼仏(随身仏)を感得されたのでした。

当山では、4月25日(日曜日)午後1時からの「題目修行会」にて高祖日蓮大聖人の「伊豆御法難会」を併せて奉修致しました。

法華宗宣法山妙源寺

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