春分

春分

旧暦2月、卯の月の中気で、新暦3月21日頃である。天文学的には、太陽が黄経0度(春分点)の点を通過するときをいう。

この日、太陽は真東から昇って真西に沈み、昼と夜の時間がほぼ等しくなる(しかし実際には、光の屈折現象のため、昼のほうがやや長い)。この日以降は昼がだんだん長くなり、反対に夜が短くなる。

一般では、この日を「春の彼岸の中日」といい、国民の祝日の一つである「春分の日」になっている。元々は、春季皇霊祭といった。

尚、春分点は、天球上で黄道と赤道が交わる二つの交点の内、太陽が赤道の南から北へ向かって横切る点のことで、赤経・黄経の原点となる。歳差により、毎年わずかずつ西に移動し、現在は「うお座」にある。

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