香典とは
公開日:2009年11月6日
香典とは・・・
香典(こうでん)は、本来「香奠こうでん)」と書き、奠とおいう字が「すすめる」という意味を持つことからわかるように、亡くなった方の御霊前または御仏前に香を薫じ供えることをいいます。
しかし、香典・香銭・香資とも書かれるように、今日では人の死に際して親類、血縁、知人がご霊前に手向ける香華の代わりに金銭をおくり、遺族の負担を軽減しようという意味をもつようになりました。
意味合いからすれば「御香奠」と書くのが宜しいのではないでしょうか。
また、他に「御霊前」と書くのであれば葬儀から四十九日忌まで、一周忌からは「御仏前」としましよう。参考までに、キリスト教は「御花料」、神道は「御玉串料」等と書くようです。