微笑み

微 笑 み

 大乗仏教の聖典の一つである『瑜伽論(ゆがろん)』に菩薩の表情の描写があるそうです。
それには「常に微笑みを忘れず、顔をしかめず、すべてのものを平等に視て、眉間に皺(しわ)をよせるようなことはない」と書かれています。
 菩薩は、心の修行をされた最後に相好(そうごう~姿・形)の修行をされます。人に向かって法を説く者は、眉間に皺などよせてはいけない。

美しい微笑みを絶やさず、晴れ晴れとした顔をしていると良いとのお諭しの教えです。
 『雑宝蔵経(ざつほうぞうきょう)』に「無財(むざい)の七施(しちせ)」が説かれています。

その中の一つに「和顔施(わがんせ)」というのがあります。

手元に何一つ役立たせる財貨などが無くても、唯にっこりと微笑むだけで、周囲の方々を明るく、楽しくさせる事が出来ます。それが何より大切なことです。

内なるものが整ってくると、自然と姿・形も整ってくるものですが、内が整わなくても姿・形を良くする努力をしていると、内側も自ずと整ってくるものです。
絶えず微笑む努力をすることによって、心も自然と温かくなってくるのです。
楽しいときに微笑むのは簡単ですが、苦しいとき、辛いときに微笑むことはなかなか容易なことではありません。
しかし、別に楽しいこともなく、何も嬉しくもないときでも・・・
口角をあげて「笑うこと」により、何故かしら「楽しくなる」・・・

いや、何か知らないが、不思議と「笑うという行動が楽しくなってくる」のもです。
「楽しいから笑う」のではなく、「笑うから楽しくなる」・・・のだと思います。

このような考え方に共感を覚えます。考え方や感じ方・・・・・皆さん、「幸せ感じ上手」になろうではありませんか。

法華宗宣法山妙源寺

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