「涅槃会」について
公開日:2010年2月15日
「涅槃会」について
「涅槃(ねはん)」とは、お釈迦様がお亡くなりになったことを指す語ですが、もとは「火を吹き消す」という意味の印度の言葉「ニルバーナ」の訳で、人の煩悩の火を吹き消して迷いの無くなった完全な悟りの境地を表します。
「涅槃会(ねはんえ)」についての昔の記録では、推古天皇の時、奈良の元興寺で行われたのが始まりとされております。
旧暦2月15日に行われていましたが、現在では新暦の2月15日に行う場合と新暦の3月15日に行う場合があります。
お釈迦様は、紀元前383年2月15日、81歳で涅槃に入られました。